エストニアで出会ったグリーンベルベットケーキ
エストニアのカフェは最近おしゃれな雰囲気の場所が多く、どこに入るか迷ってしまうほどです。タリンでもコーヒーにこだわるカフェと聴き、お店に入ると、コーヒーの良い香りにたちまち酔いしれることができ、全体的にクオリティが高いです。
wi-fiもフリーですから、PWを教えてもらい電源さえあれば仕事もできますし、ソファも座りやすく読書しながらリラックスができます。スターバックスがないエストニアでも十分サードプレイスとしてカフェは利用可能です。
スターバックスがないことは、先入観がなく様々な特徴のエストニアのカフェを楽しむこともできるので、逆に楽しみでもあります。
カフェにはたくさんの種類のデザートがあり、メニューだけではイメージが沸かない場合は、ショーケースの中にあるデザートを見に行きます。
表題にあるベルベットケーキですが、日本では見慣れないかもしれません。私はエストニアに行って初めて見ました。
タルトゥにWernerというカフェ&レストランがあります。タルトゥに初めに訪問したときに一番初めに地元出身の方に案内してもらいました。タルトゥ大学の真向かいに立地しているので、カフェでは大学生や大学関係の方々がWernerでお茶をしに来ています。タルトゥでは知らない人はいないくらい有名なカフェ&レストランです。2階のレストランの食事も安定した美味しさです。
Wernerで私が一番好きなのは、甘いデザートを食べたくないときに、ケーキのようなサラダも選択できることです。そして、非常に綺麗です。
甘くないケーキがあるのは助かります。日本にもあるといいですね。
ショーケースにあるグリーンベルベットケーキを見て「抹茶だよね」と思いませんか?そのほか、レッドベルベットケーキもありましたが、日本から行った私は久々に「抹茶」を食べてみたいと思い、グリーンベルベットケーキを頼みました。ショーケースはグリーンベルベットケーキが他のケーキの2倍ほど占領しており、人気なことをうかがわせています。
真ん中に乗っている白い卵のようなものが気になっていたのですが、ずっと生クリームが乗っているかと思い込んでいました。いよいよ生クリームというときに生クリーム用の力で軽い力で切ろうとしても卵の殻のような固さで切れませんでした。答えはホワイトチョコレートでした。びっくりしました!
それはともかく緑色のスポンジは「抹茶」だったのか・・・と言われると記憶にない・・・少なくとも抹茶ではなかった記憶が残りました。そんなに甘くもなく、食べやすかったので、さっさと食べてしまったのです。
日本に帰国してから、いろいろと調査するにこのグリーンは色粉またはほうれん草ではないかと思います。このグリーンベルベットのほかにもレッドベルベットも販売されていました。残念ながらレッドベルベットの画像はありませんが、おそらくビーツであろうと思います。画像はGustavのwebページにありますのでご覧ください。
さて、WernerのケーキはGustavという会社が作っているケーキです。Gustav Cafeでもグリーンベルベットケーキは購入できます。タリン、タルトゥ数カ所にありますので、行かれてみてはいかがでしょうか。
ベルベットケーキを作るワークショップも今月から行います。色粉は使わずほうれん草を使い、クリームチーズを使ったレシピです。私がエストニアで食べたケーキと同様、ほうれん草の味もほとんど感じず、おそらくWernerのグリーンベルベットケーキも、ももしかしたらほうれん草だったのではないかと思っております。
ワークショップの詳細はこちらです。