リトアニアの絵本「ちいさな ちいさな」出版プレス発表

リトアニアの絵本「ちいさな ちいさな」出版プレス発表

普段エストニア関しての内容が多いのですが、今回はなんと、エストニアの南の南。
多くの方がご存知の通り、バルト三国というカテゴリーでエストニア、ラトビア、リトアニアがまとめられています。
が、地理の授業でテストの丸暗記で「バルト三国=似たような名前」のため、似ているような国だろうと思い込んでいる節がありました。恥ずかしながら、蓋を開けてみるとそれぞれの国でかなりの違いがあることが感じられました。

さて、リトアニア大使館に伺ったのは他でもなく、7月7日に発売された「ちいさな ちいさな-みんなとあそぶしのえほん」という子供向けの詩の絵本のプレス発表でした。
この本の翻訳をされたのは当サイトでリトアニア語講座をご担当されている木村文さんです。
木村文さんは、リトアニアに滞在中に現地で発売したばかりの本を版元で手にし、「この絵本を日本で紹介したい」と心に決められて、ようやくこの日を迎えたそう。
リトアニア大使館は元麻布の閑静な住宅地にあります。中に入ると、2階のホールに案内いただきました。

リトアニアの絵画が壁を飾る
手芸で施されたテーブルランナー

プレス発表の2階の会場は、目にするものが全て珍しいものばかりで、落ち着きなく、しばし部屋の美術品を見て回っていました。伺うに、絵画などはリトアニアの美術館から借りている作品だそうです。

左側は「ちいさな ちいさな」日本語版と右側はリトアニア語版

まもなくすると出版社の銀の鈴社様からのご案内とともに、駐日リトアニア大使館特命全権大使ゲディミナス・バルブオリス閣下のご挨拶から始まりました。

駐日リトアニア大使館特命全権大使ゲディミナス・バルブオリス閣下

「この絵本の詩だけでなく、イラストのタッチや色彩を日本の子供達に楽しんでもらいたいです。そしてリトアニアと日本の国交回復30周年の記念すべき年に出版されることに喜びを感じます。」
リトアニアの絵本1作品目は、2019年に発売されている「カケ・マケちゃんとかたづけエルフ」で、「ちいさな ちいさな」はリトアニアの絵本の日本上陸は2作品目になります。
ゲディミナス大使は「これが始まりに過ぎず、今後の更なる日本とリトアニアの文化的交流を期待しています。」とおっしゃられました。

ゲディミナス・バルブオリス閣下と翻訳者木村文さん

木村文さんの翻訳としてはこれが2作品目で、サロメーヤ・ネリスという20世紀前半の詩人の作品です。リトアニアでは知らない人はいないというほどの有名な詩集「あさはやくに」の翻訳本が2020年に日本で出版されました。

木村文さんは今回の「ちいさな ちいさな」を大人が作っているという驚きをもって、「こんなに大人がふざけていいのか?!」とこの作品を評しています。これから大人になる日本の子供たち、次の世代にリトアニアという国について伝われば。
という願いを込めたそうです。

最後に、ゲディミナス・バルブオリス閣下と翻訳者木村文さんのお二人による詩の朗読です。動画をご覧ください。絵本の中の作品「みずうみ」



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