【催行決定】エストニアの文化、食を満喫するツアー8日間

【催行決定】エストニアの文化、食を満喫するツアー8日間

※6月13日現在 催行決定しました。若干名ですが空きがございますのでご興味ある方はぜひどうぞ。(6/13追記)

2023年もはや5ヶ月が過ぎ、そろそろ6月が見えてきましたね。早いものですね。
さて、今年はさまざまな新しいことに挑戦しようかなと思っていますが、そのひとつは、なんと!こちらです!

コロナ中から北欧旅行専門の旅行代理店フィンツアーさんと「いつかバルト三国のツアーをしましょうね!」という話を妄想レベルでしていました。コロナ禍ということもあり、なかなか海外旅行はハードルが高かった昨今ですが、だいぶ動きやすい状況になってきました。
昨年私はバルト三国の夏(6月から8月)をめぐり、「やっぱり、夏はいいなぁ」と実感していました。冬の魅力は大いに感じつつも、サラサラとした過ごしやすい夏は荷物も少なくて良く、旅にもふさわしい気候です。さらに夏の良さは日照時間の長さ。一年の中で最も長い時期は6月下旬の夏至になりますが、8月ごろまでは日本よりも日照時間は確実に長いです。
今年の8月1日は以下です。
2023年08月01日 05:10:10 AM 09:42:25 PM 16h 32m 15s
日照時間の長さは旅人にとっては犯罪に巻き込まれにくい、朝早くから夜遅くまで景色を楽しめる。これが大きな2つの長所。

夏にツアーを決めたのはこれが理由です。そして本当は3カ国を楽しんでいただきたいと思っていましたが、さすがに3カ国を1度の8日間のツアーで網羅するとなると、1つの国に2日くらいしか滞在できません。これでは本末転倒なので、じっくりひとつの国を堪能してほしい。まずはエストニアのツアーを企画しました。

では、私がツアーを企画するとして、どんな旅にしたいかを考えていました。
フィンツアーさんに初回のミーティングで「絶対楽しい旅にするんです!」と言い切りましたからね。私。

今回の旅は私のお気に入りの場所ばかりにもりもりにしてお連れするしかない。それらの場所を選んだらこれまでにないマニアックな場所になりました。現地に住んでいる方からも「どうして?」と思われる場所ですが、公共交通機関が発達していないけどもとても良い場所というものはどこにもあります。
観光地として知られていない場所を行くのもまた醍醐味です。

旅のコースの詳細は北欧旅行フィンツアーさんのホームページに飛んでみてくださいね!

フィンツアーさんと5/12に説明会をインスタライブで行いました。こちらからご覧ください。
1時間ほどの動画になりますが、コースの内容を説明しましたのでぜひご覧ください。
ツアーの魅力をこちらでご紹介しますね。

  • 魅力その1

エストニアのおいしい場所に行きます。
私が行って、「ここはまた絶対行きたい!」というお食事処に行きます。訪れる場所は夏しか開いていないレストランばかりです(エストニアの場合は冬に休む場所が多いです)ので、いつでも行けるとは限りません。また、夏はサマーバケーションでヨーロッパ中の人々がたくさん観光に来ますので、せっかく行ったので席がないのです。そんな問題もあります。

ハープサルのヴィーガンレストラン
ここのシェフのヴィーガン料理は熟練された技術で調理されているので、とてもおいしく優しい味で食べることができます。オーナーさんは今年残念ながら今年3月に亡くなってしまいましたが、オーナーさんの素材に対するこだわりが誠意ありました。現在はご家族がオーナーさんの遺志を継いで経営されるとのことですので、安心して同じコンセプトの料理をいただけると思います。そして、キッチンではオーガニックの素材しか扱っていませんでした。私はヴィーガンではありませんが、ハープサルに行くと必ず寄るレストランです。
サーレマー島西部のレストラン(新刊「バルト三国のキッチンから」に登場します!)
こちらは島の西側の伝統料理を提供いただきます。
クリーミーなシチューはこの土地の特徴です。オーナーさんはご両親から引き継いだこの土地の近隣地域を盛り上げているとても頼もしい存在の方です。夏は特に混むので、ちょうど良い時間には待つ必要がありますが、我々は予約しているので席はキープしています。
こういう細かいことが現地で無駄なく行けるのは素晴らしいですよね。
ヴィリヤンディのレストラン
このレストランは、タルトゥで食関連の広報をしているグルメな友人の推薦です。「ヴィリヤンディに行くなら絶対行ってきて!」
ヴィリヤンディは夏に北欧最大のフォークフェスティバルがあるため、とても人気な場所です。この場所のレストランはそれほど多くなく、評判のレストランも数えるほどです。
グルメ推薦なら行かない選択肢はないですよね。フィンツアーさんが我々のためにしっかり席をキープしてくれています。
トュリのレストラン(新刊「バルト三国のキッチンから」に登場します!)
エストニアの「へそ」と呼ばれているトゥリ。この場所で素敵なご夫婦が作るエストニア料理のレストランがあります。味は確実においしいことを保証しますが、同時に、このレストランが素敵な場所なんです。ヴィンテージの雰囲気で少し懐かしいレトロエストニアを感じることができます。ぜひこの素敵な雰囲気の中おいしい料理を頬張ってほしいのです。

  • 魅力その2

エストニアの国土は九州1個分くらいの大きさですが、森の面積が約半分を占めています。国立公園は5つあります。想像するだけでどれだけ豊かな自然があるかと思いますよね。私たちはそのうちの2つの国立公園でハイキングをします。そして、国立公園ではありませんが美しいハイキングスポットにも行きます。
1つ目はサーレマー島のヴィルサンディ国立公園の半島部分
2つ目はエストニア本土のソーマー国立公園です。
いずれも3時間程度のウォーキングです。歩きたい人は歩いても良いし、体力に自信ない方や疲れた方は少しだけ歩いて美しい海岸を見たり、座ってリラックスもおすすめです。自由な時間です。

  • 魅力その3

食品製造場所に見学に行きます。ハチミツ、乳製品、ドリンクの製造場所へ行って、エストニアで食べる食品をより深く知ります。ハチミツは今回立ち寄るのはNORDMEL(ノルドメル)社です。ここでは、ハチミツの巣箱を見ることもでき、実際にどんなところで採取されているかもわかります。(新刊「バルト三国のキッチンから」に登場します!)
乳製品や飲料を扱う会社にも立ち寄ります。味わうだけに止まらず、知的好奇心に応える内容になっています。わからないことなど、たくさん生産者に聴けますよ。

ハチミツについてご紹介くださる余田さん
  • 魅力その4

美しい伝統建築に宿泊できること。特にサーレマー島ではリノベーションした、100年以上前の伝統的な宿泊施設で泊まります。広い庭にゆったりとした時間が過ぎていく贅沢な環境を感じます。
苔むした石垣など島ならではの素晴らしい景観を目にすることができる貴重な経験です。
この宿泊施設も、実は今年に入ってすぐに予約していないと確保ができない場所なのです。6月から8月までの営業なので、その間に人気な宿は全て予約で埋まってしまうからです。
サーレマー島の2ヶ所の宿泊施設はどちらもオーナー自らリノベーションをし、苦労して美しく整えられました。ぜひその美しさを目にしてください。

そして、同じくサーレマー島の中でもライミャラ地区にも訪問します。島の東南に位置しますが、ライミャラ料理研究をされている方のご自宅に行きます。この家は2020年にエストニアで最も美しいと表彰された建物です。オーナーのMareさんはライミャラ料理の歴史などを調査して一冊の本にしました。この本はエストニア国立博物館で販売されていました。あまりに人気で昨年伺った時にはもう残りが少ないとおっしゃっていました。本があれば購入できるかなぁ?(あってほしい!)
こちらのお庭にもお邪魔することになっているのと、珍しいライミャラの料理を試食する時間もあります。Mareさんにお会いできると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。


以上がツアーの主な魅力の4つです。
そのほか、ツアー催行決定の場合は旅に出発する前には、エストニアを楽しめるイベントを参加の方に提供します。ツアーに行く前にエストニアのことを知って、現地に行ってより理解したり楽しめる工夫をするので、他のツアーにはない楽しみがあります。
旅は、行く前に盛り上げるとより充実しますよね。
このツアーは6月14日に発売される、新刊「バルト三国のキッチンから」と連動した行程です。訪れる場所の多くは本の中で登場する人物や場所です。本と一緒にツアーにご参加いただくとより、充実した旅の想い出になります。
なお、こちらのツアーは駐日エストニア共和国大使館の後援をいただいております。エストニアの国としても太鼓判をいただいたおすすめの内容です。