ルバーブの季節

ルバーブの季節

5月〜7月までがルバーブの旬です。エストニアでは春に一番早く収穫できる作物のため、人気の作物です。
6月以降はいちごが収穫されるので、人々の注目はいちごに移ってしまうのでルバーブは影を潜めてしまいますが、いちごとルバーブの組み合わせも素敵なスイーツになります。
私が考えるにルバーブは見かけがフキに似ているので、野菜なのではないかと思うのですが、エストニアでは果物として扱われていることが多いようです。

エストニアにいると、ルバーブが花壇に植わっています。畑のコンポストの近くに植えると、毎年食べきれないほどのルバーブが元気に生えてくるので、ルバーブは買う食べ物ではないというイメージです。

親戚の家の庭に生えているルバーブ(遠くの木があるところまでが敷地ですと・・・広い)

実際に友人の家には必ず1株2株は最低でもルバーブが植わっています。
ルバーブは実際にエストニアでは貴重な物として扱われていませんが、ルバーブがないとなんだか寂しい気分になるそうです。
いわば季節の風物詩のような扱いなのでしょうね。
色は緑や赤があり、日本では赤は緑より高値で取引されています。赤は彩りが良いので、ケーキやジュースで用いられることが多いです。
ただ、味は緑も赤も変わらず酸っぱい味ですので、味を求めている方は、どちらでも構わないと思います。

エストニアで見つけたルバーブのドリンク。ほんのりピンク色でかわいい色です。思わず買いました。現地に行かれたらルバーブ関連商品を探してみるのも良いかもしれませんね。A.Le Coqというエストニアでは大きなドリンクメーカーです。ちなみに、A.Le Coqのビール博物館はタルトゥにありますが、見学しようとしたら閉まっていて残念ながらまだ入っておりません。いつか行ってみたいと思います。

たくさん摂取すると下剤のような効果もある食べ物ですので、お腹に支障をきたすことがあります。食べすぎにご注意ください。
日本の生産としては多くはありませんが、北海道や長野を中心に作られています。ルバーブ通販はネットで検索すると出てきます。
私はネットでルバーブを購入しています。冷凍はどこにでもあるのですが、フレッシュなルバーブを一年に一度購入したいと思っています。

2020年はかぼちゃん農園で購入させていただきました。ルバーブの収穫の時期は限られているので、今年は、残念ながら(6月6日現在)すでに予約を受け付けていなくなってしまっています。
4月頃からルバーブの予約を受け付けていらっしゃったと思いますので、毎年同じような時期にアクセスすると良いのかもしれません。
おそらく他にも販売されている場所はあると思いますので、もしどこかで見かけたらぜひ、購入してみてルバーブを味わってみると良いと思います。

そして、ルバーブは悪くなるのも早いので、購入したらできるだけ早く調理することをお勧めします。上記の農園は採ってすぐに発送されている様子で、非常に状態の良いルバーブをいただきました。以前通販で購入した物はすでに溶けていたこともあり、鮮度が命の植物ではあります。
または細かく刻んで冷凍保存することもできますので、冷凍保存でもどうぞ。もちろんフレッシュをお勧めします。

ジャムを作る途中のルバーブ

スカーンとくる酸っぱさですが、甘いスイーツと一緒ですとバランスが取れ、さっぱりした味わいになります。じわっと暑くなってくる季節ですから、丁度良いと思います。
私と言えば購入したルバーブで様々なスイーツに挑戦して研究するつもりです。

また、皆様にご案内できるレシピがあれば紹介してまいります。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です